今年のクリスマスコンサートはYouTubeで!

~富士通川崎合唱団クリスマスコンサート2020~

 私たちは毎年12月にクリスマスコンサートや会社のクリスマスイベントに出演してきましたが、今年は残念ながら新型コロナウィルス(Covid-19)の影響により対外的な演奏活動は自粛せざるを得ない状況です。
 しかし、せっかくの楽しいクリスマスシーズン、「クリスマスソングを歌いたい!」、「みなさまに私たちの歌声をお届けしたい」という思いから、実際のコンサートの代わりに、YouTubeでの動画公開という形でミニコンサートを行うことにいたしました。

 コンサートタイトルを「富士通川崎合唱団クリスマスコンサート2020」と銘打ち、クリスマスにちなんだ曲を三曲、動画公開いたしますので、ぜひご視聴ください。
 みなさまが少しでも楽しい時間をすごしていただけましたらさいわいです。

~富士通川崎合唱団クリスマスコンサート2020~ 演奏プログラム

第一曲:ジングル・ベル
 音声はこのミニコンサートのために新たに制作したリモート合唱です。団員それぞれが、自宅で自分の歌声を録音し、それを合成することで合唱の形にしています。サビの「ジングルベル~」の部分を元気よく、「ヘイ!」の掛け声がそろうように、意識を合わせて歌いました。
 映像は2018年と2019年のクリスマスコンサートの写真から、想い出の場面を抜粋して動画にしました。お客さまの笑顔、あたたかい拍手がよみがえってきます。
 来年はぜひこういう形で、みなさまの前で歌えるといいなぁと心から思っています。

第二曲:O Magnum Mysterium(おお、大いなる神秘) 作曲:Ivo Antognini
 こちらは、2019年8月18日、第62回神奈川県合唱コンクールの自由曲として演奏したときの音源です。実際にホールで演奏、録音したものなので、団員ものびのびと歌っていることがみなさまにもつたわるでしょうか。
 この曲はラテン語で歌われていますので、どういった場面なのか細かい内容がわからないな……という方も多くいらっしゃるのではないかと思います。そこで今回の映像では、日本語の訳詞と、教会で飾られているキリスト降誕の人形の写真を添えて、わかりやすく表現してみました。

第三曲:サンタが街にやってくる
 ラストを飾るこの曲も、一曲目と同様にリモート合唱として制作しました。例年のコンサートでは、恒例のサンタとトナカイのダンスや、団員による簡単な振り付けなどの演出でお楽しみいただいています。その雰囲気をできるだけおつたえしたく、今回は「自宅でひとり」という環境でも楽しそうに歌いながら踊る、ということに挑戦してみました。
 各自の録画を作成する前にオンラインでしっかり練習しましたが、それでも少々振り付けが揃っていないところが……。これもリモート合唱作品ならではの苦労ということで、どうか笑ってお見逃しください。