『第33回コーラルフェストかわさき』出演情報&詳細レポート

出演情報

■主催川崎市合唱連盟 川崎市文化協会
(川崎市合唱連盟のコーラルフェストのページ
https://kawasakichorus.wixsite.com/home/choralfest )
■日時2023年2月5日(日) 10:10開演/9:50開場
富士通川崎合唱団の出番はEブロック1番目(16時頃)です。(終了しました)
■場所多摩市民館 大ホール
・JR南武線登戸駅から徒歩10分
・小田急線向ヶ丘遊園駅北口から徒歩5分
(多摩市民館案内図:
https://www.city.kawasaki.jp/tama/category/98-11-1-1-5-0-0-0-0-0.html)
■入場料なし(感染状況により変更の可能性がありますが、有観客での開催予定です)
■指揮加藤 雅子
■ピアノ馬場 ひとみ
■演奏曲目草原の別れ (作詩:阪田 寛夫 作曲:大中 恩)
虹     (作詞・作曲:森山 直太朗・御徒町 凧 編曲:信長 貴富)

詳細レポート

 富士通川崎合唱団は、2月5日(日)、多摩市民館で開催された「第33回コーラルフェストかわさき」に参加しました。
 
 コーラルフェストかわさきは、川崎市合唱連盟主催で毎年2月頃に開催されるイベントです。このイベントには昨年も参加しましたが、コロナ禍のなか出演できなかった団員もいて、少々さみしい状況でした。今年は参加人数が増え、音に厚みが増して、安心して歌うことができました。

演奏前の集合写真

新ステージ衣装
 今回の演奏から我々の新しいステージ衣装として、富士通川崎合唱団オリジナルTシャツを着用して出場しています。演奏前の集合写真をご覧いただくとおわかりの通り、Tシャツの中央に合唱団のログマークである「リンゴとコッペパン」マークが印刷されています。この新しいステージ衣装により、心機一転、団員全員が心を一つにして歌う事ができました。
 このロゴマークの由来ですが、合唱団創設期(戦後まもなく)、指導者への謝礼も満足にお支払いできない状況のなかで、せめてもの気持ちでリンゴとコッペパンをお渡ししたという故事に基づいています。「初心を忘れない」という私たちの気持ちを表すためにこれを図案化し合唱団のロゴとしました。

本番前の練習風景1
本番前の練習風景2

本番の様子
 今回、私たちは「草原の別れ」と「虹」の2曲を演奏しました。
 「草原の別れ」(作詞:阪田寛夫、作曲:大中恩)は1968年に作曲された合唱曲です。友との別れ、旅立ちをテーマとしたこの曲は、日本語の流れに沿ったやわらかなフレーズと、心の高まりを表した強弱のはっきりした部分があります。少しでも作曲者の意図を表現できるように、ひとつひとつ丁寧に演奏しました。

 二曲目に演奏した「虹」(作詞作曲:森山直太朗・御徒町凧、編曲:信長貴富)も、出会いと別れがテーマとなった曲です。こちらはポップスならではのリズムが難しく、テンポ通りに正しく歌えるように何度も練習を行い完成度をあげてきました。

 まだまだ厳しい状況のためあまり練習に参加できなかったメンバーもいましたが、そのなかでも「観客に言葉がつたわるように、しっかりと表現すること」を目指してがんばりました。当日の演奏ではその成果を発揮できたように思います。

当日のプログラム

【出演したメンバーからひとこと】
 コロナ禍のため一昨年はイベント自体が中止、昨年は無観客での開催でした。
 今年はマスク着用ながら有観客での開催となり、ひさしぶりに知り合いにも生演奏を披露できて、とてもうれしい気持ちになれました。