富士通川崎合唱団は、神奈川県立音楽堂にて8月23日(日)に開催された「第58回神奈川県合唱コンクール」(主催:神奈川県合唱連盟・朝日新聞社・全日本合唱連盟関東支部・神奈川県立音楽堂)に出場し、銀賞を受賞しました。
詳細レポートを下記に掲載しました。
出演情報
■日時 | 2015年8月23日(日)12:00開場/12:30開演 |
■ 場所 | 神奈川県立音楽堂(JR桜木町駅下車) |
■入場料 | 1,000円 |
■演奏時間 | 富士通川崎合唱団の出番は13:14の予定 |
■指揮 | 加藤 雅子 |
演奏曲目
課題曲
Super flumina Babylonis《G1》 | (作曲:G.P. da Palestrina) |
自由曲
Ave Maria(めでたしマリア) | (作曲:Ambrož Čopi) |
Regina caeli(天の元后) | (作曲:Ambrož Čopi) |
詳細レポート
「合唱コンクール」は、今回出場した県大会、10月の関東大会、そして11月に行われる全国大会と、約3ヵ月にわたって開催されます。
今回私たちが出場した神奈川県大会職場一般部門には14団体が出場しており、関東大会へコマを進めるためには上位4団体に選ばれる必要があります。神奈川県は合唱が盛んなこともあり、強豪がひしめき合っており競争が激化しています。
今年は5月に第9回演奏会を開催しましたので、演奏会後より課題曲の練習を開始して短期集中で練習に励んできました。課題曲のSuper flumina Babylonisは、旧約聖書にあるバビロン捕囚というできごとの中で、国を滅ぼされ遠く離れた地で故郷を想う場面を歌った悲しげな曲です。聖書のことを詳しく知らない私たちでしたが、加藤先生による詳しい聖書解説や曲解釈のおかげで徐々に曲への理解を深めていきました。
本番当日朝の練習の様子
自由曲として演奏しました2曲は、Ambrož Čopiというスロベニアの近代作曲家による作品で、どちらも聖母マリアを讃える歌です。1曲目のAve Mariaはゆったりとした曲で美しい旋律が続きます。2曲目のRegina Caeliは1曲目とは対照的にとてもリズミカルで躍動感のある曲です。どちらも難曲で練習には苦労しましたが第9回演奏会や、神奈川県合唱祭で演奏した経験を生かしながら、コンクール本番に向けて細かい調整を行ってきました。
本番直前の様子、いよいよ本番です!
表彰式での賞状授与の様子
本番では緊張の中練習の成果を出し切り、演奏からおよそ4時間後、いよいよ表彰式が始まりました。
緊張の瞬間・・結果は「銀賞」の受賞となりました。
金賞へはあと一歩届かず、残念ながら関東大会への切符は逃してしまいました。しかしながら、数々の強豪がひしめく神奈川県大会で銀賞を受賞できたということは関東大会進出も決して夢ではないと、この結果を受け止めました。
来年も練習を重ね、関東大会、全国大会を目指していきたいと思っています。
富士団長と賞状
【記事・写真提供:富士通川崎合唱団 (ベース)山下智也】