Ave Regina caelorum(めでたし、天の元后) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ラテン語と日本語訳
単語の意味 複数の意味をもつ単語については、今回の詩に必要なもののみ掲載しています
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
解説 聖務日課の中の、終課(Completorium)の最後に唱えられる「聖母マリアのアンティフォナ」のうちのひとつ。これは正確にはアンティフォナではない(詩編を伴わない)が、慣習的に「聖母アンティフォナ」と呼び習わす。 聖母アンティフォナは、下記の四つであり、年間に唱えられる時期が決まっている。。 ・Alma redemptoris mater(待降節第一主日から2月2日まで) ・Ave Regina caelorum(2月2日から復活祭の前の水曜日まで) ・Regina caeli(復活祭から三位一体の祝日まで) ・Salve Regina(それ以外の通年) Ave Regina caelorumは、だいたい四旬節の頃に歌われていると覚えておくとよい(四旬節の開始は毎年変動するので、大変大雑把な言い方ですが)。 なお、今回取り上げたGuerreroの曲では詩句が若干改変されている。 グレゴリオ聖歌での詩句を下記に挙げる。 Ave Regina caelorum, Ave Domina Angelorum: Salve radix, salve porta, Ex qua mundo lux est orta: Gaude Virgo gloriosa, Super omnes speciosa: Vale o valde decora, Et pro nobis Christum exora. |