2004年春まつり連絡ページ

団員専用(団員は要確認)です。
2004年春まつりの演奏曲、曲順等の連絡ページです。
更新日:2004年4月2日(金)

[コンサート日程及び諸注意]
  出演日時:2004年4月4日(日)12時〜12時30分

  当日スケジュール:
      集合:10時(川崎工場本館2階 第9応接)
      練習:〜11時45分
      移動:11時55分(川崎工場本館1階ロビーへ)
      演奏:12時〜12時30分
      食事:12時30分以降 出演予定者分の弁当支給あり

  衣装:私服。春らしい服装で。

  楽譜:譜持ちで演奏します。
         各自、演奏順に綴じて楽譜カバーをつけてください
         (女声:桜色、男声:鶯色)

  演奏曲目(演奏順):
       1)花
       2)Kyrie
       3)Sicut cervus desiderat
       4)見上げてごらん夜の星を
       5)早春賦

[コンサート構成及び演奏上の注意]
 演奏上の注意については、実際の練習中でないと表現しきれない部分も多々あります。
 普段の練習に出ている方はそのメモを参考に、練習参加数が少ない人は、自分のパート
 の人に積極的に聞きに行って、練習の内容を教えてもらってください。よろしく。

  ・合唱団入場
  ・指揮者入場、譜面を開く指示を出します

  1)花
    音取り:ピッチパイプでG、H、Dの順に出す

    唱歌全般に言えることですが、聞き手に歌詞をよくつたえられるよう
    に、子音や助詞の強さに注意して歌ってください。
    
    ・休符のたびにブレスをしない(ブレス記号位置に注意)
     全体の流れをよく考えて歌う。
  
    ・1番:mf(のびのび)→mp→f(「か」「し」「は」等の子音をしっかり)→mf
     P-21 1段目
          3小節目のベース、レガートで。GからEに降りるとき等
          アタックをつけない。

          2段目
          「ながめを なにに」: 「め」が飛び出さない。
                ↑ここでぶつ切りにならない
          「たとうべき」:Sopの付点のリズムを活かす

    ・2番:女声2部から混声4部に変わるとき、男声は丁寧に入る
        「みずや ゆうぐれ てをのべて」は全体的にレガート
        「われ さしまねく」: 「さし」のSの音を立てる

    ・3番:でだしはmfくらい。
        「おぼろづき」 やわらかな音色で
        「げに いっこく」 アクセント

      P-24 2段目後半からrit. 指揮をよく見る。
          2段目と3段目の間で 大きいブレス

  2)Kirie
    指揮者も中に入って歌う(Soprano)
    音取り:ピッチパイプでGを出す

    第一部:各パート「Kyrie eleison」のフレーズをよく活かす。
         3段目は音量的にも一度おさまりを見せる。三段目最後の
         Sopからはもう一度テーマの提示。

    第二部:やわらかな音色で敬虔さを表現する。
          Christeの子音をよく響かせる。
          フレーズの終わりのAltの八分音符をきっかけに収まる。

    第三部:4パート同時に動くことで、第一部との違いを明確に出す。
         3回繰り返されるKyrieのフレーズは、
           1回目、Basの八分音符の上昇
           3回目、Sopの変音(楽譜上ミ♭の音)と八分音符
         それぞれをきっかけにフレーズを収束させる。
         2回目はかなりはっきりfで入る。Tenの八分音符で発展し、
         十六分音符でいっしょに収まる。

         最後のeleisonは、全体的に柔らかくレガートで。
         下3声の根音とSopの3音の和音を丁寧に。

  3)Sicut cervus desiderat
    指揮者も中に入って歌う(Alto)
    音取り:ピッチパイプでAsを出す

    ・この曲の主音であるAsおよび5度であるEsの音を大切に。
     フレーズは基本的に、AsからはじまりAsに収束します。
     また、自分のパートがAsで収まるとき、次にどこかのパートがAsか
     Esからフレーズをはじめていたりします。

    ・2度のぶつかりを意識する。
     土台になるのはAsEsを出しているパート(長い音符の場合が多い)
     動いているパートは、AsかEsの基本線に向かってぶつかっていく。

   [前半]
     「Sicut cervus」のフレーズを歌い出すパートを意識する。
     1小節目Ten3小節目Alt4小節目Sop6小節目Bas
     8小節目Ten11小節目Alt13小節目Bas15小節目Sop

     八分音符のパートは、決して固めず、流れる水のように歌う。

   [後半]
    ita desiderat のフレーズの重なり。
    1回目はAsとEsの重なりで、Altが入るときにDの和音が鳴るが、
    2回目はAs、Esの次にAltのFが鳴ることで発展していく。
    →最も感動的である「anima mea」のフレーズに続く発展性

    ・40小節目Sopのanima meaを印象的に。また、「anima mea」は
     ノンブレスで。
    ・Deusに向かってフレーズを引っ張る
    ・56小節目くらいからrit.。練習の時にやったように、55小節目の
     Altの「Deus」のフレーズをよく聞きながらタイミングを取る。


  4)見上げてごらん夜の星を
    音取り:ピッチパイプでEsを出す(半音下げます)

    歌詞の繰り返しを間違わないように。
    1番→2番→中間部(手をつなごう)→2番→コーダ

    ・男声合唱の譜面を使用しているので、テノールとアルトはパートを
     交換する(上からSop、Ten、Alt、Basとなる)
    ・また、Sopはあまり張り上げないで軽く歌うこと。

    ・P-137(右側のページ) 
     1段目1小節目から2段目3小節目まで、一番上のパートをTen、
     二番目のパートをSopが歌うこと。

     3段目3小節目、「苦しくなんかないさ」の後で大ブレス

    ・コーダのハミング→「u」にする。

  5)早春賦
    音取り:ピッチパイプでCとBを出す

    ・基本的路線
     一番:普通に、二番:少し控えめに、三番:華やかに演奏する
     一番、二番、三番の間は間奏なしで続けて演奏する

    ・6/8拍子の軽やかさ、レガートを意識する。
     フレーズの立ち上がりが必ず小節の最後の拍(6拍目)からで
     あることを意識
    ・9〜10小節目「ときにあらずと」:
       四分音符が跳ねないように。子音を立てて
     11〜12小節「こえもたてず」:
       少しcresc.して次のmpのフレーズに続ける

    ・Coda部分(P-6の6小節目〜P-7の4小節目)切れ目なくしっかりと
    ・P-7の5、6小節目はカットしてすぐに曲の最終部7小節目へ
     ここはごく小さく。
    ・P-8 「風の寒さや」の最後の音は5小節目半分まで延ばす
     最後の「風の寒さや」(P-8の6〜7小節目、p)はレガートに

  ・演奏終了後、楽譜を閉じる指示を出します。
  ・指揮者挨拶、退場
  ・合唱団退場