2013年神奈川県大会講評
審査員講評:

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清水昭 氏

関東大会出場おめでとうございます。

課:
これから更に良くなると思います。
パートによって少し歌い方にバラツキがあると思います。
(練習の時にパートをバラバラにして個人個人がどううたっているのかを
確かめるのも一つの方法だと思います)

自:
1曲目 中間部の音程を更に精密に。最後の5度更にクリアーに。

2曲目 出だしのサウンド素敵でした。
    19小節から45小節への持っていき方、いろいろと工夫してみて下さい。

乱筆失礼しました。
ご健闘をお祈り致します。

−−−−−
伊東恵司 氏

課:
美しい歌唱でしたが、   安定したハーモニー Good!
言葉から場面が導かれるようにしたい。
少し平板な印象があり、
フレーズの盛り上がり、アンサンブルの仕組みについて
もう少し、掘り下げた研究が欲しい。

自:
美しいサウンドです。
上記同様、やや平板な印象ですので
2曲目のNorthern Lightsのフレージング等、
もう少しディクションを生かした構築性があってもよいかと思います。
上昇、下降の音階、
(八分音符の連続図形)の音の並びの際のアクセント位置、
母音の音色等、工夫をしてみられてはどうでしょうか。

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武田雅博 氏


・ラテン語の語尾のディクションにご留意ください。
・Victoriaですから、もう少し色彩感にコントラストを。
 unicolorにならないように。

自:
1)・23〜25 音程の持続を!
  ・Ha−とメロディのバランスを人数でカバーしては?
2)・14(Bかも)からのAlt.深い音色にしたいです。
  ・39〜 TenIはバランスに注意

頑張ってください!!

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伊集院俊光 氏

いまなお途上というところでしょうか。
これから関東大会に向けて、完成度を高めていかれることでしょう。

今回のみなさんの演奏についてではなく、日ごろからこうありたいと
思っている点について少しお話しします。

アンサンブルの確立について。
まずソプラノが他のパートよりも秀でていることが必要であることは当然ですが、
それにも増して、テノールがよく磨かれていることが、アンサンブルの良否を
左右させるということです。
アンサンブルを良くするのも、悪くするのも、テノール次第ということですね。
ベースについては、下のAかG、Fあたりまでは安定してひびくといいですね。
ほとんどの合唱団では、低いG−F−Eはきこえてきませんね。低音の充実ぶりが、
全体のひびきを支えているわけですね。
さらに秀でたアンサンブルを!!

−−−−−
名島啓太 氏


安定したハーモニーと流れ良い演奏です。

・ラテン語の発音から生じるフレージング
・冒頭女声のデュエットの入り
・「U」「I」の響きの統一
などを確認されると良いかと思います。


1曲目
ABA’ 各部の歌い分け
コントラストと接続の方法、特にA→Bへのつながり、
Bの部分のレガート

2曲目
やはりABA’
Aをもっと甘やかな感じ
Bの性格、イメージを明確にしても良いかと
A’ Jerusalem CからCisへの変化をより印象的に表現して

などを確認されると良いかと思います。

次の大会もがんばって下さい!

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