JCA2007 関東大会審査員講評



今井邦男先生
ルネッサンスポリフォニーへの真摯な取り扱いが充分感じられ、演奏にポリシーを
与えています。更に、各声部の作り、アンサンブル共みがいてください。

移川澄也先生
G1 男声の安定度高い。四声バランス良
自  Kyrie 各節の出だし、やや鋭いのが気になる。
   Sanctus tusがtosに聞こえます。もっとuに。
   アンサンブルのバランス良く安定しているので、各母音をよりていねいに
   処理して下さい

小畑恒夫先生
良く聴き合って響きを作ろうとする姿勢が好ましく、また成果を上げていました。
歌いだしのコントロールがいつも少し悪いのが残念です。

片野秀俊先生
課 スタートのTen.美しい。フレーズのラストの音が尻切れにならないように。
   後半ピッチ不安定(特にSop)。
自 Alt.ヴィヴ、スタートだけ気になる。Ten.スタートの音上ずり。
  Bass.下行音形ささえて、高いポジションで。
  前回聴いた時よりバランス良くなった。Bass、半音上行しっかり。
  ラストの-SISだけ大きくなるのは、かなり不自然だから (以降一行脱落)

長谷川冴子先生
ホモフォニーの入り、一拍字あまりになりませんように。
下3声のソナリティーとSopがちがいすぎるでしょう。
Sop美しいですが、音量のコントロールができると下とのバランスもとれると思います。
自、Kyrieおごそかに。Christe愛情をもって。終止和声をあわせて下さい。
全体に合唱団が積極的に、指揮者はそこを振らずに全体をゆったりとリードされては。


(以上原文ママ)

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