2006年度春合宿
日程:2006年5月20日(土)〜21日(日)
場所:川崎青少年の家
練習内容:コンクール課題曲、自由曲の練習(新曲音取り含む)
       新曲視唱、レパートリーの練習
       ボイストレーニング
       2006年度年次総会
一日目
 10時
〜11時45分
準備、体操、発声
部屋の設置、楽譜の配布と確認に20分程度。
その後、体操と発声を行いました。呼吸、子音の発音、カデンツなど。
倍音を聞く練習を行いました。
Sancta Maria
昼食まで20分くらいだったので、アンサンブルは午後からにして、課題曲の歌詞の確認をしました。
注意する点:
二重になっている子音(LL、CC)の発音。RとL、VとBの違い。など。
また、ラテン語の単語の意味、歌詞の内容について解説しました。
 12時50分
  〜14時20分
F.Guerrero2曲のアンサンブル
Sancta MariaとAve regina caelorumのアンサンブルを行いました。
 14時20分
  〜15時30分
自由曲O quam gloriosumの音取り
O quam gloriosumの音取りを行いました。
音取りに先立って、歌詞の発音練習、単語の意味・日本語訳等の解説を行いました。
 15時45分
 〜16時30分
大地讃頌
レパートリーのひとつとして「土の歌」第7章「大地讃頌」を取り上げました。ほとんどの人が歌ったことがあるので、音取りは省略して、アンサンブルを行いました。
 16時30分
 〜17時30分
 19時〜20時
ボイストレーニング
体操:「まるめる、そる」、「アコーディオンのように体側を開く」、「上体をねじる」この三つで身体をやわらかくしてから、発声をしましょう。
発声:腰を伸ばす、胸を広げる、肩を降ろす(肩甲骨が寄る)。この状態からいつも発声すること。同じ音で母音をレガートに変えていく練習をしました。また、いつもより長めのスケールの練習も行いました。倍音を聞く練習をしました。倍音デビューの方、おめでとう!
Ave regina caelorumは、パートの配置を変えて何通りか演奏しました。コンクールまでのパート決定の目安にします。
Sancta Mariaのアンサンブルをみていただきました。
 20時
  〜20時30分
課題曲のアンサンブル
Sancta Mariaのアンサンブルを行いました。
二日目
 9時
 〜11時10分
年次総会
2006年度年次総会を行いました。
 11時20分
 〜11時45分
新曲視唱
M.Praetoriusの二部合唱曲をテキストにして、初見で歌う練習を行いました(階名で)。T、Uともに20小節目まで歌ったところで昼食になりました。
 12時45分
  〜13時40分
発声、Praetorius
発声のあと、午前中に引き続きプレトリウスの曲の練習を行いました。
高声部と低声部でTとUを分けて、二部合唱(ラ唱法で)。
プレトリウスの曲は、各パート一人のカルテットで全員の前で歌う練習をしました(高声部がT、低声部がU)。途中で分からなくなっても、止まらずになんとか復帰するように気をつけてみてください。
 14時
  〜15時30分
アンサンブルまとめ
14時〜14時30分     Sancta Maria、Ave Regina caelorum
14時45分〜15時30分 O quam gloriosum

Guerreroの2曲は、大きな二拍子の流れを生かすように歌う。八分音符の連続のパート、硬くならないようによく流れる。長い音を歌っているパートは、八分音符で動くパートをよく聞いて立ててあげること。
Ave Regina〜は、大変いい演奏ができました。あの感覚を忘れないようにしてください。

Victoriaは、まず音をしっかり取ること、歌詞をきちんとあてられるようにすること。今後も歌詞読みの練習を取り入れていくので、どの単語とどの単語がつながりがあって、どこで区切れるか、に気をつけてください。
「Christo」のChriの音はもっと輝かしく鳴らせるように。
また、D-durの曲ですが、最初と最後の和音がTの和音ではないことに注意。
 15時40分
  〜16時10分
大地讃頌
締めくくりに伴奏付きで「大地讃頌」を歌いました。
「ひとの子」が大地に根ざしていることを示す低音への動き、男声ユニゾンの意味、pの部分のふくらませかたなどを覚えておいてください。これからもどこかで歌っていきます。
合宿お疲れ様でした。
コンクールの課題曲、自由曲の音取りが終了し、基本的なアンサンブルが終わりました。
これからは、7月の合唱祭、9月のコンクール県大会を目指して、曲想や音程、発音など
いろいろなことを深く追求していきたいと思います。頑張りましょう。

なお、合宿用の曲の今後の予定は下記の通りです。

Sancta Maria   合宿以降、7月8日の合唱祭が終了するまで練習を行いません。
  忘れないように、時々楽譜を見るようにしてください。  
O quam gloriusum   まずは7月の合唱祭にのせることを目標に、アンサンブルを磨いていく
  予定です。暗譜は6月中旬まで(期限は別途連絡)となります。
  言葉の発音を丁寧に復習してください。各パートの掛け合いを華やかに
  やっていきたいと思います。
Ave regina caelorum   この曲も7月の合唱祭にのせます。
  大きな二拍子の流れを保つことをまず目標にしてください。
  それから、互いの流れや盛り上がりを聞きあって、音量を抑えるところと
  しっかり歌うところを際立たせてください。
プレトリウスの曲   「Tb」というタイトルのついている曲(B4版2枚)は、20小節目まで練習
  しました。今後も、発声練習やその他の時間に取り上げていきます。
  「Amen」は今回は練習できませんでしたが、これから機会をみて視唱の
  練習に使っていきます。

  2曲とも、グレゴリオ聖歌「Ave Maria」と一緒にいつも持ってきてください。
  なお、この2曲については、「その場で楽譜を読む訓練」に使用します
  ので、初見が苦手だな、という方も、
    
 「絶対に事前に家で音取りをしてこないでください」
  その場で頑張ることが最も練習効果があります。
Ave Maria(グレゴリオ聖歌)   今回は時間の関係で使いませんでしたが、ボイトレで使っていきますので、
  忘れないようにしましょう。
And the glory of the Lord   この曲も合宿では練習できませんでした。
  12月のクリスマスイベントで発表することを目標に練習していきます。
  コンクール終了後に練習を行いますので、なくさないでくださいね。
大地讃頌   レパートリーのひとつとして持っておいてください。